筆者紹介

布施祐仁(ふせ・ゆうじん)

1976年、東京都生まれ。

どこの組織にも所属しないフリーランスのジャーナリストとして、安全保障(外交・軍事)をメインテーマに活動しています。

一つの問題を何年もかけて取材し一冊の本にまとめるというのが、私の仕事のスタイルです。コスパは極めて悪いですが(笑)、表面をなぞるような取材ではなく深堀りがしたいので、こういうスタイルでやっています。

もちろん、それだけやっているのではなく、雑誌や新聞など様々な媒体の依頼を受けて記事や論稿を執筆したり、テレビやラジオ、youtubeの番組に出演して発言したりもしています。講演もけっこうやっています。一つの問題を何年もかけて取材して最終的に本にまとめると、その問題についてはそれなりに詳しくなります。そこで得た知見などで少しでも世の中のお役に立てればと思って、依頼があれば可能な限り引き受けています。そして、こうした仕事のおかげで何とかフリージャーナリストとしての活動を続けることができ、一冊の本を何年もかけて書くという採算度外視の仕事ができています。感謝。

でも「毎月の定収入ゼロ円」の状況はあまりにも不安定で、いつ廃業せざるを得なくなってもおかしくないので、持続可能な経営にするために、このニュースレターを始めました。媒体からの依頼がなくても、自分で書きたいときに記事を書き、タイムリーに直接読者のみなさまにお届けできる。そのうえで可能な方にはサポートメンバーになっていただき、毎月ご自身で決めていただいた金額を支援していただける。このように読者のみなさまと直接つながれて、自分の記事を求めてくださったり、自分の活動を応援したいと思ってくださる方々のご支援に支えられてジャーナリストとしての活動を継続できるのはとても魅力的だと思いました。

最後に。「戦争の最初の犠牲者は真実である」という言葉がありますが、戦争の発生を防ぎ平和を守っていくうえでジャーナリズムの役割と責任は極めて大きいと思っています。先の大戦で日本のジャーナリズムはその役割を果たさず、戦争のブレーキ役になるどころかアクセル役になってしまいました。「この過ちを絶対に繰り返してはならない」という思いでニュースレターもがんばっていきますので、どうぞよろしくお願いします。

【主な著書】

◆『日米密約 裁かれない米兵犯罪』(岩波書店、2010年)

◆『ルポ・イチエフ 福島第一原発レベル7の現場』(岩波書店、2012年):日本ジャーナリスト会議(JCJ)賞、平和協同ジャーナリスト基金賞大賞

◆『経済的徴兵制』(集英社新書、2015年)

◆『主権なき平和国家 地位協定の国際比較からみる日本の姿』(集英社、2017年、伊勢崎賢治氏との共著)※2021年に集英社文庫より「文庫増補版」が刊行

◆『日報隠蔽 南スーダンで自衛隊は何を見たのか』(集英社、2018年、三浦英之氏との共著):石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞

◆『日米同盟・最後のリスク なぜ米軍のミサイルが日本に配備されるのか』(創元社、2022年):ジャーナリズムXアワード奨励賞

◆『従属の代償 日米軍事一体化の真実』(講談社現代新書、2024年)

【これまでに執筆・出演した主なメディア】

サンデー毎日、AERA、週刊プレイボーイ、週刊東洋経済、世界、週刊金曜日、ビッグイシュー日本版、朝日新聞、毎日新聞、共同通信、時事通信、北海道新聞、東京新聞、神奈川新聞、南日本新聞、琉球新報、沖縄タイムス、MBS、QAB、テレビ朝日「朝まで生テレビ」、TBS「報道特集」、BS・TBS「報道1930」、文化放送「大竹まことのゴールデンラジオ」、TBSラジオ「荻上チキ・Session」

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